今月のオススメ : ハスミワイン HASUMI WINE

ハスミワイン・ジャーナル
[今月のオススメ]

今月のおすすめ Bordeaux

ボルドーBordeaux
命あふれる「伝統と革新」の結晶

「Clos du Jaugueyron」
クロ・デュ・ジョゲイロン

マルゴーに新たな「発見の連続」を奏でる造り手は、爽やかな表情を見せてくれた。造りの良さ、血筋の良さが感じられる。ミッシェル氏の哲学は、“自然”。 醸造・栽培においては常にこれを念頭に置く。ブドウからの天然酵母のみを使用することで、画一的な味のワインは求めない。ピジャージュを行い、ルモンタージュは行わない。ヴァンダンジュベールはしないので、1本の木に、15房から25房ほど実をつける。葡萄の粒が小さく、しっかりとした構成を持つ実になり、ここではそのやり方が合っているそうだ。「葡萄木に手を加えると、木が嫌がるだろ」と話してくれた。現在使用している樽は400L、300L、225Lの3種類。だんだん大きい樽に変更し、ストレスの少ない柔らかいタッチのワインに。So2はほとんど使用しないため、樽の下から澱を抜くスティラージュなどはせず、空気との接触を極力避ける。

オー・メドック クロ・デュ・ジョゲイロン2014

栽培面積 5ha。土壌は砂利質、粘土を含む砂利質。カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロー30%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド5%。収量 52hl/ha。平均樹齢 35年。栽培密度6666本~8300本/ha。手摘み。醗酵はステンレス・タンクとセメント・タンクの併用。樽熟成 12 ヶ月前後(新樽:30%)。プラムなどの黒い果実を思わせる鮮烈な紫。フランボワーズの赤い果実。それら果実の香りに、トースト、インクなどのニュアンスがプラス。またセージなどのハーブの雰囲気も。しっかりとしたコクと果実味。非常に心地よい香味がある。骨格のしっかりとした果実風味に鮮烈な印象のワインに仕上がった。

マルゴー クロ・デュ・ジョゲイロン ヌ・マルゴー 2013

栽培面積 2.71ha。土壌は砂利質、粘土を含む砂利質。メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニョン45%。収量 45hl/ha。平均樹齢 20年。年産8000本。手摘み。醗酵はステンレス・タンクとセメント・タンクの併用。樽熟成 12~18 ヶ月 (新樽:85%)。
スミレを思わす上品な花の香り。プラムなどの程よく熟した黒系果実が主体。柔らかい口当たりに暖炉を思わせる煙のニュアンスが重なり、全体的にやさしい味わいへと感じさせてくれる。 程よいタンニン分にナツメグなどのエピスやミントなどのハ-ブ香。まったく出すぎていない樽の香りが重なる。やさしい味わいの中に、深み、奥行きを感じる。気持ちまで優しくしてくれるような、そんな味わいのワインかと考える。☆NOUT(ヌー)とは、古代エジプト神話の天空の女神という意味。

マルゴー クロ・デュ・ジョゲイロン 2014  3

蔵元のフラッグ・シップ。70% カベルネ・ソーヴィニョン、25% メルロー、5% カベルネ・フラン年産6000本。カシスやブラックベリーなどのフレッシュな黒系果実が主体的。また滑らかな口当たりにプラムのコンポ-トのようなニュアンスを感じます。さらに黒コショウやシナモンなどのエピス。 時間の経過に伴い、ほんのり甘草のような甘さを伴うニュアンスと皮などを思わせる動物的なニュアンスが現れ、味わいの艶やかさや複雑さを増していきます。 またこれらのニュアンスがどれも主張しすぎずバランスよく存在しており、ブドウ本来の自然の味わいを尊重しつつ、さらにこの産地の特性をうまく表現した非常に上品な味わいのワインかと。濃厚な酒質、柔らかい味わい。フレッシュでミネラリー、純粋さ。

 

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[2018 12/18]